宿儺の爪作画からの考察
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個人的にまとめていた宿儺の指の作画(※全話網羅してません)から俺の「虎杖(薬師如来)と宿儺(牛頭天王)表裏一体説」を補強してみたいと思います。
まずは俺のまとめた表を見てください。 (※表の転載はご遠慮ください)
まず、宿儺が虎杖の体の主導権を得た際の爪の作画は、実は統一されておらず、登場話や扉絵により異なっています。
宿儺の爪の作画は3種類あります。まず、通常の人間の爪、黒く尖った人外っぽい爪、黒いが尖っていない四角い爪の3種類です。
一覧にすると色々なパターンがあることがわかります。その中でも注目して欲しいのは宿儺が「伏魔御廚子」を含む「解」「捌」「開」の領域展開による術式を使用する時は“必ず”人間と同じ爪で描かれている事です。
そろそろ俺のフォロワーは耳タコだと思いますが、俺はモチーフ考察から、虎杖(薬師如来)こそが宿儺(牛頭天王)の本来の姿だと考えています。
この説と爪の作画を合わせて考えると、領域展開を使用する際は、実は虎杖(薬師如来)の体に刻まれた術式を使用するため、虎杖の純粋な体(=人間の爪がそれを示唆している)でないと宿儺は領域展開出来ないのではないか、と考えています。
つまり、俺の仮説「虎杖(薬師如来)と宿儺(牛頭天王)表裏一体説」を裏付けているのではないか、と考えています。
さらに、そうして見ると実は1話の作画はかなり象徴的です。1話の宿儺の爪は現在の作中唯一、左右で作画が異なります。右(黒くて尖り)と左(人間の爪)です。
宿儺のセリフは「素晴らしい 鏖殺だ」ですが、1話は虎杖の体に宿儺が宿り、虎杖(薬師如来)としては完全な姿になった瞬間です。
主導権は宿儺のため禍々しい表情をしていますが、左右の爪の作画が異なるのは虎杖と宿儺が表裏一体で同居しており、表裏一体で完全な姿として虎杖が降臨した事を意図してるのではないかと考えています。
以上で俺の説の補強はおわりです。
いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。
この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。
真鳥