真鳥の呪術廻戦覚書

真鳥の個人的な呪術廻戦用メモです

「契闊」と宿儺の目的について

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今回は虎杖と宿儺が交わした契約(縛り)こと「契闊」を考察してみます。

契闊が交わされたのは2巻11話ですが、今この記事を書いている2020年12/1現在の最新131話まで、一度も宿儺が契闊を発動させたことはありません。

おそらく誰もが気になっている「契闊」、細かめにどういう契約なのか、とか考察してみます。

契闊を考察すると、宿儺の目的まで見えてくるので、そこもおさえてみます。

①「契闊」について

受肉した宿儺の作中目的について

の二本立てでいきます。

※13巻以降のネタバレありますので、ご注意ください。

 

 


①「契闊」について
「契闊」は2巻11話の生得領域内で、虎杖と宿儺の間で交わされた契約(縛り)です。
虎杖は「肉体の蘇生」、宿儺は虎杖を蘇生させる代わりに「1分間の主導権(その際「契闊」と唱える)と、この契約を虎杖が忘れること」を望み、双方合意となりました。

ちなみに、一般的?には宿儺の補足「その1分間誰も殺さんし傷つけないと約束しよう」が「契闊」に含まれる解釈のようですが、俺は異なります。

 

もう一度契約の流れをおさらいします。
―――――契闊のおさらい(2巻11話より)―――――
(1)宿儺が虎杖に契約を持ちかける(①1分間の主導権移譲、②この契約を忘れる)
(2)虎杖が契約を拒否
(3)宿儺が補足(不殺、傷付けない)を追加
(4)虎杖が補足を含め、これまでの契約の全てを破棄(宿儺をぶん殴る)
―――――ここで一旦契約が白紙になっている―――――
(5)虎杖が無条件での蘇生を提案
(6)宿儺も虎杖の条件に同意
(7)宿儺が、殺し合いをし「虎杖が勝てば虎杖の条件(無条件)で蘇生」「宿儺が勝てば“俺(宿儺)の条件で蘇生”」と再提案
(8)虎杖、(7)の条件に同意(「いいぜ」ボコボコに…)
(9)宿儺勝利
(10)宿儺の条件で契約が結ばれた(虎杖は一連の流れも忘れた)
―――――おさらいおわり―――――
ポイントは(4)で虎杖が一度宿儺の提案を断った部分です。
ここで、宿儺からの補足を含めた一切の条件が一旦白紙になりました


そのあと(6)(7)で契約条件を再度出し合っており、おそらく宿儺の言う“俺の条件で蘇生”(1)のもので、補足(不殺)は含まれていない、と俺は考えています。
一度条件に入れている事からも、宿儺が「契闊」を使用する際に殺人を想定していないのは容易に分かりますが、攻撃が出来て困ることも無いでしょう。
なので、俺は「契闊」で宿儺が主導権を得た際、周囲の人間へ攻撃可能だと捉えています。

 

また、契約条件の提示の際、宿儺から回数制限については一切発言ありません。
通常、契約書に明記されていない場合、回数制限は無いです。制限があるのは事前に契約書に明記されている場合だけだと思います。
なので、宿儺は「契闊」と唱えれば何度でも主導権を得られるはずです。

口頭での契約の恐ろしい部分ですね。虎杖も宿儺相手とは言え、そんなに重要なものとは考えてないでしょうし、完全に虎杖の分が悪いです。

契闊については以上です。

 

 

受肉した宿儺の作中目的について
ようやく宿儺の目的です。
宿儺は虎杖と「契闊」を結び、主導権を得た1分間で何がしたいのか?の話です。
虎杖に契闊を取り付ける際、宿儺は1分間の時間制限と不殺の条件の追加をしています。
そのため、11話で宿儺が「契闊」を提案した時に、周囲に危害を加えることや1分間以上の主導権を得ると言ったことは想定されていないのが分かります。

 

特に肉体の主導権については、4巻27話で真人に魂を変形させられた順平の治療と引き換えに、自分の体を好きにしていいと虎杖が提案したのに宿儺は断っています。
(これは宿儺が対価である順平の治療が不可能で断った可能性もあります)。

さらに、13巻112話でも漏瑚の「虎杖悠仁から永劫主導権を得る縛りを結べ」と言う提案を却下しています。
このことから宿儺に「契闊」で1分以上虎杖の肉体を奪う狙いは、ほぼ無いと言えます。

 

そして117話で瀕死の伏黒恵のところに駆けつけ、宿儺自ら治療し「死ぬな オマエにはやってもらわねばならんことがある」と言っています。

その後伏黒を救うために魔虚羅と戦い撃破、さらに119話では安全な家入のところまで伏黒を運んだことからも、伏黒恵が宿儺にとって非常に重要な存在なのは明白です。

 

では、宿儺は伏黒になにをしてほしいのでしょうか。
その答えは伏黒が魔虚羅召喚の際に唱えている「布瑠部由良由良」にあります。
この呪文、元ネタは「布留の言」と言い、非常に強大な死者蘇生が可能な呪文です。
十種影法術の元ネタである十種神宝は揺り動かしながら「布留の言」を唱えると、死者の蘇生が可能なのだそうです。

 

つまり、宿儺は、伏黒が10種全ての式神を調伏したうえで、「布留の言」を唱えることで死者蘇生をすることを望んでいるのです。
そして、蘇生させるのはおそらく、宿儺の本体です。


1話のカラーでも描かれていますし、指を切り落とした宿儺の本体は作中現在でも、どこかにあるはずです。
なので、宿儺の目的は「自身の本体を伏黒の布留の言で蘇生させ、虎杖の体から本体に魂を移し、完全復活すること」です。
117話で、裏梅に「俺が自由になる日もそう遠い話ではない」と言っているのも、このことだと思われます。

 

ようやく大体の考察が終わりました。

補足ですが、俺は宿儺と虎杖は表裏一体で完全な姿で、今の虎杖と宿儺が虎杖の体に同居しているのが完全な姿だと考えています。
ですので、宿儺が本体を復活させても、宿儺は虎杖の体から魂を移せないのでは?と予想しています。
それか、宿儺が魂を本体に移せて完全復活しても、その後何らかの理由で宿儺の魂は虎杖の体へ返って来て、表裏一体の状態で落ち着くだろうと思っています。

宿儺自身は完全復活して自由になにかしたいようですが、残念ながら、それはあまり叶わない気がします。

 

以上で契闊と宿儺の目的の考察を終わります。

 いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

 真鳥

虎杖と宿儺の複眼について

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今回は虎杖と宿儺が複眼をはじめ、どこまで体を共有しているか、設定面的な考察をしてみます。

着眼点としては、虎杖は宿儺主導権の時の記憶があるよう(12話、120話など)ですが、では虎杖はどのように”見て”いるのか?という疑問からです。

その疑問を解消するために、作中の描写を拾い、考察してみました。

あくまで、真鳥の一個人による考察、妄想であることをお忘れなく。

 

 

最初に結論です。

俺は”宿儺主導権時の複眼は虎杖の目”であり、虎杖は複眼を通して、宿儺の行動を全て見ているため、宿儺主導権時の記憶が全てある。と考えています。

 

 

それでは考察していきます。

まず、虎杖は宿儺が主導権を持って行動した時の記憶があります。

2巻12話:虎杖「俺は弱くて誰も助けらんなかった それどころか伏黒を殺しかけた」

14巻120話:宿儺→虎杖に交代し、宿儺が行った凶行を思い出して吐く虎杖。「このままじゃ俺はただの人殺しだ」とはっきりと記憶があるようなモノローグがあります。

はい。本文からも虎杖に宿儺主導権の時の記憶があるのは確かっぽいです。

 

 

虎杖(宿儺)の複眼(3つめと4つめの目)に注目して考察してみます。

①~⑤でまとめます。

 

①虎杖主導権

虎杖主導権の時は、複眼は常に閉じています

虎杖の複眼が開く時は、虎杖と会話するために宿儺が顔を出す時だけです。

例)1巻7話(特級と会敵時)、4巻27話(順平の治療請願時)、8巻63話(オマエがいるから!!人が死ぬんだよ!!)。

 

また、虎杖主導権時の宿儺はどうやっているか分かりませんが、複眼を開けずとも周囲の様子を知っているようです。これの原理は分かりません。

7巻59話:伏黒が特級撃破を察知。

12巻106話:腸相に敗北した虎杖を批判。

 

②宿儺主導権

そして宿儺が主導権の時は、常に複眼が開いています

角度や宿儺の目の開き方で複眼が閉じて見えることはありますが、基本的に宿儺が主導権の時の複眼は常に開いています。

わざわざ単行本の引用もしませんが、宿儺が表に出ている時は複眼、必ず開いています。

 

これ、宿儺は目が4つあるからでは?と思われるかも知れませんが、宿儺も生前は実在した人間です(1巻3話)。人間であったなら、目は2つ、手足は2本ずつ、口も1つです。目が4つある訳がありません。

生前宿儺っぽいイメージ図(1巻3話、117話カラー)もありますが、あの姿が”人間”だった頃の宿儺とは明言されていません。

(逆に人間だった頃に本当に4つ目、4本腕の可能性もありますが、今回は置いておきます)

 

③生得領域での虎杖、宿儺の複眼

生得領域では現実と異なり、虎杖と宿儺がお互い同時に出現出来ます。

生得領域での複眼は、虎杖と宿儺双方とも閉じています

当然といえば当然です。虎杖は人間なので目は2つです。ですが、宿儺の複眼も生得領域では閉じています

また、生得領域に宿儺単体でいる時も必ず複眼は閉じています。

本来宿儺が4つ目ならば、宿儺の複眼は生得領域でも開いていても良いはずですが、基本的に閉じています(2巻10~11話、4巻30話、7巻59話)。

(※12巻106話では、なぜか生得領域の宿儺の複眼がパッチリ開いています。これは謎です。虎杖の意識が無いため?存在しない記憶関連?なにも分かりませんが例外的な描写とします)

生得領域は心の中、そこで宿儺の複眼が閉じているのは、生前宿儺の目は2つだった、と表しているように俺は思えます。

 

④口の描写

実は虎杖と宿儺の口の描写も重要です。なぜなら、虎杖も宿儺も、それぞれ口は1つずつしかないはずだからです。

結論からいくと、虎杖の体の口は虎杖のものです。虎杖の顔や手に宿儺が作る口は宿儺のものです。

これは、舌の紋様の有無で判断が出来ます。

虎杖の口は、宿儺に主導権が移っても紋様が入りません(1巻1話、2巻8話、13巻115話)。これはあくまで虎杖の体を宿儺が使っているからだと思われます。

対して、宿儺が虎杖の体に作る宿儺自身の口には舌に紋様があります(1巻表紙、1巻2話、1巻7話、4巻27話、8巻63話)

 

このことから、虎杖の体の口は虎杖のもので、宿儺の口は虎杖の顔や手に作る2つ目の口が宿儺のもの、と言えます。

 

⑤まとめ

これまでの内容をまとめます。

虎杖主導→複眼閉じてる(宿儺は目を閉じている)

・宿儺主導→複眼開いてる(虎杖は目を開けている)

・生得領域→虎杖、宿儺ともに複眼閉じてる(それぞれ本来の目は2つ)

・口の描写→虎杖の口は虎杖の口。2つ目の口は宿儺の口(紋様あり)

 

虎杖は、宿儺主導権の時に複眼を通して宿儺の行動を全て見ているため、宿儺主導権時の記憶がある、と俺は考察しました。

ちなみに、宿儺がどうやって虎杖主導権の時に周囲の情報を得ているかは分かりません。

以上で、虎杖と宿儺の複眼について考察を終わります。 

 

いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

 真鳥

術式についての考察 ※130話のネタバレ注意※

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※この記事は11/23現在の本誌最新話130話のネタバレを扱います※

※本誌未読の方はご注意ください※

 

また、内容はTwitterのフォロワーとの会話から組み立てており、真鳥一人による考察ではありません。

さらに、最後にも注意文を載せますが、あくまで考察です。

この内容が全て間違っている可能性が大いにあることを念頭に置いてご覧ください。

 

 

 

それでは、まず130話での術式に関する作中解説です。

「領域展開後 肉体に刻まれた術式は一時的に焼き切れて使用困難になる」(130話より)

そして、2巻12話で五条は虎杖に、呪力と術式を次のように例えて説明しています。

―――――2巻12話より引用―――――

五条「「呪力」を「電気」 「術式」を「家電」に例えようか」

五条「「電気」だけじゃちょっと使い勝手が悪いでしょ だから「家電」に「電気」を流して様々な効果を得るわけ」

―中略―

五条「簡単な式神や結界術は別として 基本的に術式は生まれながらに体に刻まれているものだ」

―――――引用おわり―――――

この五条の電気、家電の例えから考えると、130話の領域展開後に「焼き切れる」と表現されたのは、家電の脳である「回路」ではないかと思われます。

実際に電化製品は基盤の電子回路に電気が流れ、様々なパーツが動く事で機能を発揮します。そして強すぎる電気を流すと回路は負荷に耐えられず、焼き切れることはあり得ます。

 

そして、12話で五条は「術式は生まれながらに体に刻まれている」と言い切っています。

家電での例えではなく、人体において生まれながらに刻まれている術式(回路)とはなんの事なのでしょう?

俺は疑問でした。そして思い当たりました。

 

個人が持っている術式とは、脳の神経回路(ニューロンではないかと。

 

これなら、双子の真希、真依が異なる術式を使用するのも納得です。

遺伝により、親と似た脳を持つ子供が相伝の術式を習得しやすいことにも納得です。

恐らく、130話の「焼き切れる」表現そのままに、領域展開を行うと脳に非常に大きな負荷がかかり、実際に脳神経が焼き切れているのではないでしょうか。

「術式=ニューロンそう考えると、個人的にはこれまでの様々な作中描写に合点がいきます。以下箇条書きにします。

 

2巻16話:漏瑚に領域展開「無量空処」を使用した後の五条は花御の術式が通用し、戦意を削がれた(130話での解説時引用コマでもある)。

→これは常時無下限呪術を出しっ放しの五条ではあり得ないため、領域展開直後でニューロンが焼き切れ、なおかつ反転術式での脳の回復前だったため、無下限が一時的に切れて花御の術式が効いたと思われる。

 

3巻20話:真人の改造人間を解剖した家入は、改造人間は「脳幹の辺りにイジられた形跡がある」「脳と呪力の関係はまだまだブラックボックス」と言っています。

4巻26話:真人は非術師だった順平を無為転変で脳を変化させ、式神を使えるように改造した。

→この2つから、真人の能力は魂ではなく「脳を変形させる術式」。なので順平を強化出来た。

 

4巻31、32話:虎杖に主導権がある時に宿儺が恐らく「解」を使用。虎杖0.1秒の自失。

→虎杖に主導権がある(虎杖の脳神経)の時に宿儺が「解」を使用した。領域展開ではないが、当時の虎杖の実力では宿儺の術式「解」も使用不可能と思われる。そのため、実力以上の術式「解」を使用したため、一瞬虎杖の脳に強い負荷がかかり「0.1秒の自失」、すぐに回復し行動したと思われる。

 

7巻59話:初めての領域展開後、伏黒は「クソッ 頭痛ぇ…!」と言い、そのまますぐ入眠している。

初めての領域展開で脳に大きいダメージ。その結果、頭痛脳回復のため、すぐに睡眠したようです。

 

8巻63話:ここでのコーヒーへの砂糖ぶち込み(五条の甘党設定)。そして下戸との発言。

→常に無下限呪術出しっぱなしの五条の脳疲労は相当と思われます(反転術式も使用しているとはいえ)。そのため、脳への栄養補給のため糖分摂取が癖で甘党に、脳(術式)への影響が出るため、酒が飲めない=下戸だと思われる。五条は体質的には下戸ではない可能性あります。

 

9巻76話:五条「これなら最小限のリソースで無下限呪術をほぼ出しっぱなしにできる」家入「出しっぱなしなんて脳が焼き切れるよ」五条「自己補完の範疇で反転術式も回し続ける。いつでも新鮮な脳をお届けだ」

→読み返すと「術式=ニューロン(脳の神経回路)」そのままの会話。家入、脳が焼き切れると表現してますし、脳に術式があるのは認識しているんでしょうね。

 

10巻85話:五条「展延と生得術式は同時に同時には使えない」

→領域展延と生得術式、どちらも相当脳を使用するはずです。なので脳を2つ持っていない限り、2つの術式の同時使用は出来ないのでしょう。

 

箇条書きは以上です。

こうして作中の描写を拾うと、一貫して術式は脳(脳の神経回路、ニューロン)を使用して発動させているのが明らかになりました。

個人的には虎杖の0.1秒の自失や、伏黒入眠描写の理屈が判明して、勝手に納得しています。

 以上で真鳥の呪術廻戦の術式考察は終わりです。

 

いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

 真鳥

伏黒の過去について

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五条と伏黒の接触は伏黒視点(伏黒モノローグ)と五条視点でかなり違います。
真鳥が単行本を確認し、内容をまとめました。
ご参考になれば幸いです。

 

それではまず単行本内の描写確認です。


<津美紀について>
・津美紀は中2(伏黒は中1)の時に八十八橋に行っている。
(同行者は津美紀、バカB姉(津美紀と同級生)、部活の先輩2人の計4人。7巻56話)
・伏黒が中3に上がって間もなく、津美紀(高1)が呪われた(7巻59話)。
・そして津美紀は高1~作中130話現在まで寝たきりです(7巻56話)。

 

<伏黒について>
・中2の伏黒(津美紀中3)は何もしていない同級生や後輩をボコった。(7巻59話)
・伏黒モノローグ「小1の時俺の父親と津美紀の母親 それぞれの片親がくっついて蒸発した」「蒸発資金の謎が解けた 俺は禪院家とやらに売られたらしい」(どちらも7巻59話)
・五条視点での伏黒接触(9巻78、79話)
五条視点でも伏黒モノローグと同様、時間に齟齬はなく、伏黒小1時です。
また、伏黒は五条が甚爾を殺した話を遮って聞かず、父親は現在まで生死不明だと信じています。
ーーーーーーーーーー事実確認終わりーーーーーーーーーー

 

そして過去篇の五条高2(2006年)と8巻65話に明記されていることから、本編開始(2018年6月)の時間や年齢から時系列を作りました。
以下、時系列にまとめ直した出来事です。その後考察します。

―実際の時系列―
2006年(五条17歳、伏黒3歳、甚爾年齢不明)
・五条暗殺失敗→甚爾死亡
2010年(五条21歳、伏黒7歳、甚爾死亡4年後)
・津美紀母と甚爾(誰?)が再婚→津美紀と恵が姉弟
・津美紀母蒸発

・五条、伏黒に接触(その後伏黒を養育か)
2017年(五条28歳、伏黒15歳)
・伏黒、高専に二級術師として入学(3巻17話真依のセリフ)
2018年(10/31現在 五条28歳(12/7誕生日)、伏黒15歳(12/22誕生日))
・6月 伏黒、虎杖と出会う
・10/31 渋谷事変中に伏黒、甚爾と再会→甚爾自殺
ーーーーーーーーーー時系列終わりーーーーーーーーーー

ご覧いただけたでしょうか。
改めて正しい時系列に並べると中々不気味です。
既に描写済みの作中情報を拾っただけなのに…。

 

伏黒の言う蒸発資金は正直良くわかりません。
実際に禪院家から甚爾か五条に支払われて伏黒に流れているのか、五条個人の資産から伏黒の生活費が支払われているのか、分かりません。問題はソコではありません。

今回の鍵は甚爾殺害後すぐに五条が伏黒に接触していたように見えて、実際は4年のラグがあったことです。
甚爾は死んでいるはずなのに津美紀の母親と再婚していたのも、非常に不気味です。津美紀の母親はどこに消えたんでしょうか。

そして、渋谷事変後に伏黒が実際の父親について知ったり、津美紀が何をしているか、伏黒が知る展開が確定していると思わされます。

 

 

いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

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東堂葵のモチーフについて

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東堂のモチーフはおそらく「大日如来」です。


虎杖の「薬師如来」と、覚禅抄(東密)では同体とされている仏さまです。
通常の仏は人々へ説法を説かないのですが、大日如来は人々へ説法を説きます。
虎杖へ様々なことを教え、導いている姿は正に大日如来です。


薬師如来(虎杖)と大日如来(東堂)は同体でもあるので、戦闘でも異様に息ぴったりなのはこのモチーフに由来していると思います。

 

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五條悟のワープ?について

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五条は特定の条件下でワープのようなことが出来ますが、それがどんな原理か考えてみました。

これ、ワープといいつつ、実際は無限を使った超高速移動の応用だと、俺は考えています。


2巻最後のおまけページでも、「今回や前日譚でワープみたいなことをしていますが、あれは限られた条件下でのみ使用可能です」とあります。
実際、前日譚では何か印のようなものを地面に描き、パンダと狗巻を高専に飛ばしています。2巻では、漏瑚と高専との間を往復しています。


恐らく、超高速移動なので、移動元と移動先との間に障害物が無いことが必須条件です。
2巻では高専近くのため「障害物の無い上空を移動した」、0巻ではかなり距離があるので「一旦パンダ狗巻を上空(真上の方)に飛ばし、マーキングしている高専近くに落とす」という動きをしているのかな~と思っています。
五条は通常の移動は公共交通機関を使用しているので、この超高速移動は五条でも相当難しいようですね。

 

以上です。

いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

 真鳥

真鳥的、懐玉・玉折編の気付き

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最近、過去編の懐玉、玉折編を読み直しました。

真鳥が気づいたことをまとめておきます。

 

①65話「懐玉」扉絵 人気投票の結果と思わせつつ、五条が1→3になっているので、将来的な最強ランキングかも。虎杖、伏黒は五条を超える可能性あり?

 

②66話「懐玉―弐―」 盤星教の旗と外側の五芒星。天元囲碁に関わりがあり、碁盤とも関わる。旗内の模様を俺は読み解けませんが、意味はちゃんとありそうです。五芒星は陰陽師か?

 

③66話「懐玉―弐―」 最後の方で出てくる黒スーツ。9巻のおまけページでは孔時雨とされているが、作中では名前が出ていない。74話で甚爾が黒スーツに対して何故指示に従わなかったか問い詰めており、甚爾が孔が孔ではない人間(九十九)だと勘付いた描写に見える。

 

④67話「懐玉―参―」 天元様が天内の意志を尊重せよ、と指示を出しているのは、天元(宿儺)が吉祥天の要素を持つ宿儺だからか?天元(宿儺)優しい…。

 

⑤70話「懐玉―陸―」 甚爾が高専結界内に入れたのは内部からの手引の可能性あり?呪力がなければ結界に弾かれないのかは謎。

 

⑥76話「玉折」 夏油が五条が別人に見えたのは、夏油も仏性があり、魂が見えるから?五条が悟りを開いて別物に成ったのを魂をみて判断した可能性あり。そして夏油が一般人を殺そうとする五条を止めたことで、五条の仏性が保たれた?夏油ありがとう。

 

⑦76話「玉折―弐―」 九十九による会話での夏油精神汚染。さらに夏油と灰原が親しいと判断し、夏油の揺さぶりのため、誰かが仕組んで灰原を殺した可能性あり。

また、灰原の死体の顔には東堂、庵歌姫、メカ丸(与幸吉)と同様の傷がある。同じ呪霊(産土神)に攻撃されたか、九十九関連の示唆か?

 

⑧76話「玉折―参―」 夏油が盤星教を乗っ取るために手助けした黒スーツは甚爾同様に孔時雨。孔は何者なのか。本当に何でもこなす仲介屋です。夏油はどうやって孔と知り合ったんでしょうね。

 

いつも通りのご注意ですが、これは真鳥による一個人の呪術廻戦の考察&妄想で今後の呪術廻戦本編で本当に起こる展開とは一切関係がありません。

この考察の全てが間違っている可能性もあります。一つの説として楽しんで頂けたらと思います。

 真鳥